最近は演出備忘録。
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フィクションとは次元を減らすこと。
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リアルから隔離された場所にあるのがファンタジーではなく、リアルから飛び出そうとする運動そのものがファンタジー。
理性的に日常生活を送っている状態こそ最大の狂気。
ほぼ完璧なバランスがあるからこそ、一瞬の破綻が星のように輝く。その潮目がドラマ。重要なのは、それが一過性の爆発現象ではなく、新たな安定の獲得であること。
視線を撮るのではなく、視線の変化を撮る。
ストーリーは接続詞。
映画は深層が映りすぎる。バランスを取るための表層主義。
ドラマ→客観性→常識
映画は映画であると百も承知で小津は映画はドラマだと言い残したのだと思う。
面白いものを展示するための動物園でもない。自分の言いたいことを特盛りにして客に差し出すための器でもない。