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最近は演出備忘録。
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感情を表現するための三つの道具。
高級な順に、身体(仕草、アクション)、声(台詞、歌)、顔(表情)。

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確認したところアバターはシネスコだった。
観ているときは全然そんなこと意識しなかった。
3Dではスクリーンの境界が曖昧になる。

ゴダール初(?)の16:9。当たり前のように自分のモノにしている。
オレは16:9の機会しか与えられず……。
シネスコは贅沢。スタンダードはもっと贅沢。
まあなんでもいいんだけど。
そういや「アバター」のアスペクトはなんだったか?
3Dにとって画角はたいして意味がないのかも。
いや、さすがにシネスコの3Dってありえないだろうけど。

時間は刹那と全体に切り分けられる。
怖いのは人間ではない。無でもない。人間が人間ではないものに変わりかけている途上の佇まいが怖い。似ているから厄介なのだ。
映画は偶然で始まり偶然で終わる。映画は偶然で始まり奇跡で終わる。私と世界の境界を僅かに越える、という“終わること”。私次第。あなた次第。世界次第。
ホラーはもてなしの心と細やかな塩梅。
アニメは無に足していくが、実写は混沌から引いていく。作り手の意図に従って対象は次第に単純化されていくわけだが、どうしても引ききれないものが残る。それは世界に繋がる大事な扉。しっかり感じとるべし。
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