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最近は演出備忘録。
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撮影が始まる。
限られた日数の中で映画を取り上げるためには、撮影する順番をやりくりすることによって効率よくスケジュールを組む必要がある。また、ロケーショ ンの都合や俳優のスケジュールに合わせて撮り順を勘案しなければならない場合も多い。なので、俳優は物語の頭から順に演じるわけにはいかなくなるのだ。前後したシーンを編集後の繋がりを想定しながら演じ分けなければならないのでやっかいである。特に微妙な心情変化をシーン毎に表現しなければならない場合が難しく、俳優の経験の差が顕著に出る部分でもある。
この撮り順という問題で大きな役割を担うのが、撮影スケジュールの作成を担当するチーフ助監督だ。もちろん、各パートを調整しつつ効率よくスケ ジュールを組むことによって現場予算を最小限に抑えるという大きな責任があるわけだが、いっぽうでスケジュールによって映画のクオリティーが大きく左右されるという点についてはあまり認知されていない。おぬまが助監督時代直属の上司だったOさんは、現在主に阪本順治組のチーフ助監督を務めている人だが、このOさんのスケジュールは惚れ惚れするほど巧みであった。スケジュールを一日一日消化するたびに次第に映画がクライマックスに向かっていることを現場で肌 に実感することができた。スケジュールでその映画を表現していると言っても過言ではなかった。
「童貞放浪記」のスケジュールも、さまざまな制約の中にあってなお可能な限り映画を表現するスケジュールとして組まれた。初日は北島萌の出番がなく、金井淳と脇を固めるベテラン俳優のシーンで撮影は始まった。経験豊かな俳優達によってぎっしり詰まったスケジュールは着々と消化された。
二日目、大学のシーンの残りを消化したあと、その日の最後に金井淳と北島萌が駅で待ち合わせをするシーンの撮影が行われた。この映画における、神楽坂恵の最初の出番である。(つづく)

※概ねフィクションですよ!
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クランク・インまで二週間。準備スケジュールが日々めいっぱい組まれているため、長かった神楽坂リハーサルもあと一回だけということになった。約2ヶ月半、ひたすら声を出し体を動かし感覚を自由にすることを繰り返し繰り返してきたことで、神楽坂恵は現場に入っても緊張せずにリラックスした状態で台詞を言 うことができるに違いない。経験の浅い俳優がカメラの前で普段通りに振る舞うことは容易くなく、それだけでも大きな前進なのだが、一番の収穫は彼女が北島萌という役について現場に入る前に考えて考えて考え抜こうとしていることだ。俳優の仕事はほぼそれに尽きると言っても過言ではなく、しかもそれは演じている最中に実行することはできない。考えながら演じるのではなく、考え抜いた果てにその役の状態に自分を“置く”ことが理想となる。考えると言っても何を考えるかは重要ではなく、また、答えすら出す必要もない。俳優が登場人物に寄り添おうとする態度が大事ということ、か。他者を受け入れる心。それを“見る” おぬま=スットコドッコイ。
最後のリハーサルは出会いのシーンと、スケジュール上一番最初に撮影することになるであろう駅前の待ち合わせのシーンをやってもらった。もう特におぬまが演技についてあれこれ言うことはなく、「もう一度お願いします」を繰り返すだけである。神楽坂も「今やったこの台詞はこう思うんですけどどうですか?」などと聞くことはない。そういう呼吸はもうできている。繰り返し粛々と演じ、予定の二時間が経過したところで終了となった。
「おつかれさまでした」
泣いても笑っても二週間後。撮影は始まり、そして終わるだろう。(つづく)

※概ねフィクションですよ!
おぬま(スットコドッコイ)がお誕生日席に座り、上手に神楽坂恵、下手に山本浩司が配置する。そのほかのメンバーは、製作会社社長、プロデューサー2名、 助監督、各俳優のマネージャー。神楽坂はずっと下を見たままで、山本浩司と目を合わせられずにいる。山本浩司は異様に緊張した空気にむしろ戸惑っている様 子で視線の置き所を見つけあぐねている。プロデューサーT氏が沈黙を破るように自らの童貞喪失年齢を告解すると「山本さんはいくつのときですか?」と聞い た。『何を聞いているんですか!』と居合わせた一同が心の中で叫びながらも一斉に山本浩司の顔を見ずにはいられない。「××歳です」と、山本浩司が淀みな く答える。「オー」と、皆の溜息にも似た声が場を和ませた。神楽坂恵が少し笑って顔を上げる。
それほど重要ではないシーンを選んで、二人に座ったまま読んでもらう。神楽坂はいつものように読むことができた。まだまったく二人の芝居になっ てはいないが、今日はこれでいい。山本浩司はエンジンのスイッチすらかけていない状態であるけれども、彼が現場にパーフェクトな状態で臨むことは、今こうして彼の表情や仕草を見ればわかる。重要なのは彼に神楽坂恵を見てもらうことなので、それは果たすことができた。
「なんかもうスゴイ緊張してヤバかったです」
山本浩司が帰ったあと、神楽坂恵が解放された笑顔を見せた。
クランク・インまで残すところ三週間。ロケハンなどの準備作業が忙しくなるので、長かったリハーサルもやれるのはあとせいぜい二回か三回だろう。(つづく)

※概ねフィクションですよ!
檸檬じゃなくてバナナにしておけば良かったと烈しく後悔することになろうとは露知らず、一年前のスットコドッコイ(おぬま)はスタッフルームで神楽坂恵やプロデューサー達とともに山本浩司を待っていた。狭い部屋の中にかなり緊張した空気が漂い、その緊張の大部分は神楽坂に由来することは間違いないようだっ た。今日はシーンを一つか二つ、二人に読んでもらおうとスットコドッコイは考えていた。映画の中で金井淳と北島萌が出会うシーンがあってそれはもちろんフィクションの中の出来事であるけれども、今日これから起こる山本浩司と神楽坂恵の出会いは現実でありノンフィクションである。この二つの出来事を観察し 比較してなにか画期的な演出上のアイデアを捻り出せるわけでもないが、二人の反射の仕方をしっかり記憶しておくことはスットコドッコイにとってとても重要な作業だ。
神楽坂から放出された緊張が部屋中に充満してついには洩れ出し玄関のドアにまで届きそうになったとき、そのドアを開けて山本浩司が入ってきた。 「すいません。遅くなりました」と、五分ほど遅刻したことを率直に詫びた彼は、スタッフの中に混じっていた神楽坂に目を遣り軽く会釈をしたあと、彼女に対面する席に腰を下ろした。(つづく)

※概ねフィクションですよ!
そういえば映芸に「童貞放浪記」が載っていると聞いたことを思い出し、書店の映画雑誌コーナーで発売されたばかりのそれを手にとって開いてみると、いきなり表紙の裏側いっぱいに「童貞放浪記」の広告が載っているのが目に入り、不意の出来事にしこたま狼狽えながら慌てて映芸を平積み台に戻すと、この大馬鹿野郎が監督した映画をこんな立派に宣伝してしまってよいものなのだろうかと段々怖くなってきて、咄嗟にカバンから檸檬を一つ取り出して映芸の上に置き、踵を返して立ち読みする人達を掻き分けながら逃げるように本屋を飛び出すことになろうとは、当然のことながら一年前のおぬまに想像できるはずもなかった。
撮影まで一ヶ月を切ったころ、神楽坂恵のリハーサルはようやく全てのシーンを一通りやり終えた。映画と同じように、北島萌の登場シーンにも(宿 命的に)始まりと途中と終わりがある。始まりは出会いであり、重要なのは金井淳が北島萌に惚れること、つまり北島萌を演じる神楽坂恵が惚れるに値する対象になることだが、それは演出的な技術よりも神楽坂本人の魅力にかかっている、というのは女優に対して失礼かもしれないが、もちろんそれは綺麗でいてくれとか良い性格でいてくれとかスタイルを良くしてくれとかそういうことではなくて、神楽坂が一生懸命演じれば自ずと人を惹きつけるようになるはずだということで、その点、おぬまはあまり心配はしていなかった。この世に魅力を持っていない人間など一人もいないから。そこでの自分の仕事は、そうしている神楽坂の賢明な姿をしっかり見てあげることで、北島萌の始まりはそれにつきる。
途中、は相手役との延いては世界との交流が主になる。これは何度もリハーサルを反復して、今ここに生きているのは自分だけではないことを全身で感じながら演じられるようにするしかない。反復反復。最近は神楽坂も「上手くできたときとそうでないときの違いがなんとなくわかるようになった」と言っていて、少しずつ体感できているらしい。『わかるって素晴らしいことだね』これはあざらしの言葉。
さて、終わり、である。これは監督も俳優も北島萌も神楽坂恵も、それぞれの“態度”で決まる、とおぬまは考える。始まりと途中をどのように受け止めてどのように解釈しどのような態度でこの地平に立つか。その態度が出現するとき、あらゆる事象は終わる。北島萌がそのような態度を見せなければならないシーンは、この映画の最も重要なシーンでもある。この2ヶ月半のリハーサルはまさにそのシーンのためにあると言っても過言ではない。この映画が終われるために、大馬鹿野郎のおぬまと神楽坂はもう一度はじめのシーンからリハーサルを反復する。
もうあまり時間はない。すでにスタッフも準備を始めていて、主演以外のキャスティングも徐々に決まりつつある。そして明日はいよいよ山本浩司と神楽坂恵が初めて対面する日である。(つづく)

※概ねフィクションですよ!
絡みの段取りはアクションシーンに割と近い。人間が立っている状態から座り、座っている状態から寝転び、寝転んだ状態からまた起き上がり、あるときは男性 が上にまたあるときは女性が上にと、その動き方は日常生活と比べるとほとんど革命的といってもいい。通常、人は無闇に寝たり起きたりしないし、ましてや他人と密着しながら不自由を承知で体勢を連続的に変化させることなどあり得ない。だから慣れない俳優が絡みのシーンをやると全く動けなくなる。普段の生活において恋人や伴侶と夜の運動をするときは欲望に任せて無意識に動けることでも、多くのスタッフがいる現場でカメラを目の前にして用意スタートのかけ声と共に動こうと思っても、とても動けるものではない。だからある程度アクションシーンのように予め動き方を決めておくのが通常である。
リハーサルなので相手役と距離を保ちつつ、動きも簡単にして神楽坂に一通りやってもらった。神楽坂は通常の芝居と同じように真剣にやっているよ うだったが、やはり照れがあってか思うように動けず声も出ない。まったくダメ。もう一度やろうとしたがおぬまは思い直した。やっぱり、彼女には絡みに慣れて欲しくない。
「今日はここまでにしまょう」
絡みのリハーサルは撮影までにもう一回ぐらいにしておいて、あとは現場勝負だなぁとおぬまは考えた。(つづく)

※概ねフィクションですよ!
さて。
神楽坂恵のロングリハーサルは台本の頭から順番に進み、この日のリハーサルは絡みのシーンであった。金井淳と北島萌は紆余曲折を経て布団の上に二人並び寝ることになる。絡みに至るまでに長い芝居があって、どちらかというと重要なのはそちらである。二人の心が少し通い始めるプロセスを表現できてこそ、絡みの必然性を確保できる。金井と北島は共に高学歴ということもあって、恋愛の行程はぎこちない。であるからこそ、まるで中高生のような初々しさが必要となる。1センチ刻みの慎重さで接近しながら些細な刺激で触手を縮めてしまうイソギンチャクのような敏感さ繊細さが必要になるシーンだが、それについて 今回は有利な条件があった。主演の山本浩司とヒロイン役の神楽坂恵はともに本格的な絡みのシーンを経験したことがないのである。二人とも濡れ場慣れしていないので、どれほど取り繕ってもわずかな堅さやぎこちなさが露呈するはずである。むしろなるべく取り繕って欲しい。取り繕えば取り繕うほど、隠そうとすれ ば隠そうとするほど、登場人物に近づくことができるだろうと、おぬまは演出的な目標を定めた。だから、神楽坂には絡みのシーンをあまりリハしてほしくないなと考えたのだ。慣れて欲しくない、と。とはいえ全く一度もやらずに現場に入るのも不安だったので、軽くやってみましょうということになった。(つづく)

※概ねフィクションですよ!
夜中なのにけっこう声を張ってるんですよ(笑)。近所迷惑じゃないかって思ったんですけど、メチャクチャ必至な空気だったんでそっとしてあげました。ていうか、応援してましたよ。そのときは。でも、夏ぐらいになってだんだんメグミさんが神経質になってきて、お互い気持ちがすれ違うようになったんです。そのうちいつの間にかケンカ状態になっちゃって……。メグミさんはメグミさんの仕事とか生活とかあるのはわかるんですけど、なんだか全然一緒に暮らしてるっていうふうに思えなくて。家を出て一人暮らししようって考えたこともありました(涙目)。そういえばメグミさんが仕事をしているとこって一度も見たことがな いんです。姉妹だと恥ずかしいじゃないですか。だからDVDも雑誌も写真集も映画も全然見たことありません。ケンカしてから一ヶ月後ぐらいして、もう絶対言ってやろうと思って、メグミさんに「うちと一緒に住んどるんじゃけど、それわかっとん!」って言ったんです。メグミさんは「わかっとる」って不機嫌そうだったんですけど、私は「わかってないがん! メグミさん、ちゃんと考えたほうがいいで」って言い返したんです。そしたらメグミさんもいろいろ思うことがあったみたいで、お互い泣きながら言いたいこと言い合ってやっと仲直りしました。そのあとは私もメグミさんの仕事にもちょっと関心持つようになって、いろいろ聞いたりしてます。「童貞放浪記」? 知ってますよ。友達も映画館で予告編を見たらしくて、メグミさんが出てたよーってビックリしてました。観に行くかって? うーん……。あ、あれ? 監督さん、ほら、あれ。あの人、こっちに来ますよ。お知り合いですか? あの、丸い顔の人。……あ、はい、こんにちは。……はい。神楽坂恵の妹です。え? チケット? あ、じゃあ、私買います。実はこないだ友達に言われたんです。観に行こうよって。恥ずかしいからちょっと迷ってたんですけど、メグミさんがんばってたし……舞台挨拶を観てあげようかなって思ってます。はい。……あ、こんなんでいいんですか? すいま せん。あんまり役に立たなくて。あ、あと、メグミさんにもうちょっと部屋を片付けて欲しいって書いておいてください。買ったけど使ってないモノがいっぱいあるんで。キーボードとか。……はい、じゃあお仕事がんばってください。はい。失礼します。(つづく)

※概ねフィクションですよ!
私は十八歳のときに岡山を出て東京の美容専門学校に入ったんです。四年前です。はじめから家を出るなら大阪じゃなくて東京だなって思ってました。でも美容師になろうとは全然考えてなくって、卒業したらバイトを始めました。バイトはカフェとかパン屋とかなぜか食品関係が多いんですけど、フロアっていうよりはキッチンで働くほうが好きです。だから家でも料理は結構作ります。今は姉と二人で生活しています。姉とは六歳離れてるので、いろんな話をしたりケンカをし たりするようになったのは一緒に住み始めてからですね。姉は私のことをミキチって呼んでます。本当は美樹っていう名前なんですけどミキチって呼ばれてて、 中学生の頃は「ミキチ」って「三吉」みたいで嫌だなあと思ったんですけど、ずっとそう呼ばれて慣れちゃって、逆にミキとか呼ばれると気持ち悪いですね。私も姉のことはメグミさんって呼んでます。友達にメグミさんって言うと誰のことだかわからなくなっちゃうのでお姉ちゃんって呼ぶときもありますけど、なんだか気持ち悪いです。姉もお姉ちゃんって言われると変な顔しますし。やっぱりメグミさんがしっくりきます。え? はい、そうです。東京に出てきてからずっとメグミさんと二人暮らしです。メグミさんは料理はほとんどしないですね。あ、でも豚汁と肉じゃがは得意料理みたいです。こないだサラダ作ってくれたんですけど、サラダ作るのに一時間かかってました(笑)。
去年の夏の前ぐらいだったかな、台詞を読んでくれって突然頼まれました。なんか、お芝居の相手役をしてほしかったみたいです。頼むからって言われて、面倒くさかったんですけどしょうがないのでやりました。ただ棒読みしただけなので、こんなんで役に立つのかなと思いました。メグミさんが台詞の言い方を二種類やってみて、どっちがいいと思う? とか聞かれましたね。ええ。そういうときはちゃんとアドバイスしましたよ。ほかにもメグミさんの台詞の言い方で気になるところがあったので指摘してあげたりしました。そうするとメグミさんはムキになって反論してくるんです。それはこうだからこうなんだーって。私も忙しいので、そんなに相手役はしてあげられなかったんですけど、そうするとメグミさんは毎晩一人で台詞を読んでましたね。夜明け前に扉の向こうからメグミさんの声が聞こえてきて、うるさくて眠れなかったです(笑)。(つづく)

※概ねフィクションですよ!
リハーサルは続いている。神楽坂恵は自分が出演するシーンを一つずつ着実に自分に近づけている。また同時に自分から離してもいる。そうした接近と離反を繰り返すことによって、北島萌自身は少しずつ形作られてきている。次は、反射である。相手役は相変わらず代役が務めているが、相手役の存在を意識したうえで 神楽坂に反射することを身につけて欲しいと思う。とてもとても難しい。具体的にこうしたらということは言えないので、とにかく“相手がいる”ということを 意識してやってもらうようにする。時折、相手役に台詞のタイミングを外してもらったり、予定とは違う動きをしてもらったりすると、神楽坂はただ戸惑うだけ で反射するには至らない。そこはマンションの一室に過ぎないが、二人の芝居が充実すれば、反射する意識と運動する身体が映画に似た時空を作り出せるはずである。が、まだまだ。道は遠い。
難航している、と前回書いたが実は山本浩司が所属する事務所が出演を渋っているということではない。むしろ積極的に前向きであって、キャスティ ング交渉の障害はまったく別のところにある。それはあまりにも生々しすぎてこんなところには書けないのだが数日を経てその障害は取り除くことができた。とだけ書いておく。だはは(汗)。
障害はもう一つあってそちらは全然生々しくない。スケジュールの問題だ。当初、「童貞放浪記」は九月第一週目にはクランクインしたいと考えてい たが、山本浩司のスケジュールが九月中旬から末までしか空いていない。であれば、もはやそこに撮影のスケジュールを組み込むしかなかった。スケジュールを理由にキャスティングを変更するにはあまりにも惜しい俳優なのだから。
二つの障害が取り除かれ、金井淳に山本浩司がキャスティングされることがほぼ決定的となった。リハーサルを続ける神楽坂恵の耳にも、その情報が入っているはずだ。若いが才能豊かな男優に、経験の浅い女優が果敢に挑む。映画の内容は北島萌が金井淳を翻弄する関係だが、それを演じる俳優は逆に男優が 女優をリードすることになるだろう。その捻れもまた面白い。神楽坂は今、何を考えているのか。(つづく)

※概ねフィクションですよ!
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